小児歯科診療について
当院はお子さんが多く来院されるクリニックとなっており、
小児歯科診療をクリニックとして注力しております。
5歳ごろまでは乳歯のみの安定した歯並びですが、6歳ごろになると前歯と奥歯のあごの成長が盛んになり、永久歯への生え変わりがスタートします。そして12歳ごろには
歯並びはほぼ完成するため、この間の小学校時代はとても大事な時期です。
当院では定期健診を行いながら、生え変わりやあごの成長の変化をつぶさに見つめ、きれいで安定した歯並びを育成していくことに主眼をおいています。
あごの成長が追いつかず永久歯が並びきらない場合やそれが予想される場合は、あごの成長期にあわせて小児矯正も行っています。
小児矯正はあごの成長にあわせて行うため、基本的には取り外し式の装置で、後戻りも少なく痛みを伴わないのが特徴です。わるくなるであろう歯並びをそのままにしておくのではなく、
それを予防してきれいで生涯にわたる安定した歯並びに導くのが目的です。
また、当院では小児歯科診療の考え方として虫歯治療などでは、
”お子さんが受け入れていない段階で無理に診療を行わない”
”できるようになるまで、その子の変化をゆっくり待つ”
この方針をもって診療にあたっております。
とういうのは、小児歯科臨床においてはたとえ虫歯があろうと、
緊急性のある診療は少ないためです。
また診療時の無理な母子分離は行わず、小さなお子さんではお母さんに近くに座っていただいています。
お母さんにいろいろとお話しをしながら診療をしているのが現在のスタイルです。
家族診療について
当院ではお子さんの来院が多いことから、
そのご兄弟・姉妹、そしてお母さまお父さまが来院されることが少なくなく、
家族単位で拝見していることが多くなってきています。
ご家族みなさんが来院していただけることで、
歯科医院として永く患者さんとのお付き合いをできるかと考えております。
当院では治療が終了したら終わりではなく、
行った治療の責任をもち、経過観察していく
永く患者さんとお付き合いのできる歯科医院を目指しております。