滅菌消毒・院内感染対策
(標準予防策:スタンダードプリコーション)
当院では2015年開業当初より標準予防策(スタンダードプリコーション)を確実に行うことを医院の特徴に位置付けています。
ハンドピース、各種バーおよび超音波スケーラーのチップに至るまで滅菌対応です。
スポルディングの分類に従い、適切に器具の消毒滅菌を行います。
滅菌機はより確実な滅菌の行えるクラスB滅菌機を導入しており、国内で一般的な従来型滅菌機(クラスN)は使用しておりません。
歯科診療では唾液や血液に触れる機会が多く、確実な院内感染対策が求められます。
唾液を含めた湿性物質を感染性ととらえ、それらに触れる可能性のあるところは
バリアフィルムでカバー、毎回患者さんごとに交換します。
バリアフィルム対応
クラスB滅菌機
ヨーロッパ規格 EN13060に準拠したプレポストバキューム式滅菌機。 真空下と滅菌のための蒸気注入を交互に繰り返し、ハンドピースや鉗子のヒンジ内にいたる部分まで滅菌を可能にするシステムです。
ハンドピース、バー、チップの全滅菌対応
~5倍速コントラアングルハンドピース~
モーターで稼働するため、従来のタービンといわれるハンドピースより騒音が小さく、
回転数をコントロールできるため、より確実な治療を行えます。
~PMTC用コントラアングルハンドピース~
PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)専用のハンドピースです。
~超音波スケーラー~
先端のチップのみならず、ハンドピースも全滅菌を行っています。
洗浄・消毒薬液
器具の洗浄消毒、および機械のメンテナンスに用いる薬液は、
ヨーロッパ基準に基づいているヨーロッパの製品を使用しています。
感染性のウイルスなどはこの薬液で不活化され、感染性がなくなります。
超音波洗浄機
ドイツの超音波機器専業 BANDELIN社の製品です。
前述の薬液を用いて感染性ウイルスの不活化と同時に、
より確実な器具の洗浄を行うことができます。